山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2015年6月5日金曜日

善光寺御開帳記念展示

市立博物館で、善光寺記念の特別展示

がありました。

非常に興味ある内容でした。

展示の事をまとめた本ですが、飯縄大権現や

善光寺、黒姫を除く北信五岳への信仰。

は7世紀には始まっていたようです。

飯綱は戸隠の修験と深く関わりがあったようで

狐の上に天狗が乗っています。この表紙の像は

つい最近まで寺の倉の中で眠っていたそうです。

銘文がある像としては最古の物だとか。

長い事戦の神としてあがめられていたのが、

江戸の平和な世界になると、病治の神として

受け入れられます。

同じく善光寺も女人の願いを受け入れてくれるとして、

お伊勢参りか、善光寺かというものだったみたいです。

でも一番びっくりしたのは、飯縄大権現は

中世の天皇即位の義の前に必ず新天皇に

その教えなどを説くなど、また上杉、武田、

等の武将もかなり影響を受け、当時の書に

印文が押されるなど、今までのほほーんと

登っていた山が実はすごい事になっていたんだと

いろいろ興味深い展示でした。

最終日だけど行ってよかった。


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