人から借りて読んだ本です。昔聞いたような気もするので知っている方も多いかもしれませんが、
昨日ちょうど恋のドラマと、葬儀屋のドラマを見たので感慨深いものがあります。この本も葬儀屋の社長が書いています。
童話を大人の目線で見た本です。まず「死は不幸な出来事ではないということです。」必ず訪れる死を不幸と思った瞬間、全ての人が最後は不幸になってしまう。「マッチ売りの少女」は「死とは新しい世界への旅立ち」という事を言わんとしてる。また、マッチを買わなかった人達は現代の先進国の中にも存在する。地球上で数秒に一人の割合で子供が死んでいるのに、見ないふりをしている。
また文明のシンボルとされてきた火は命を奪うものと化し、水は命を救う。
ある有名なテーマパークでも火の精と水の精の融合がテーマのショーがあったのを思い出します。この本では「火水」かみ としています。
また、アンデルセンは童話に死や子供達が感じる痛みというタブーを持ち込みました。
また、最近ファンタジー映画に戦いの場面が多いのにも苦言を呈してます。 その根源は大航海時代に新大陸に上陸したヨーロッパ人としています。
彼らは原住民を殺しまくったのです。何の罪も感じず。 それは旧約聖書に異民族を殺せと言う記述があったからです。
童話には、いろいろかくされた意味があったのですね…
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