長野静岡県境を走る飯田線で列車とシカのぶつかる事故が本年度52件発生し、4年前の5倍以上になっていることが分かった。
長野県によると、08年ど下伊那地方事務所管内の日本鹿捕獲数は4147頭で長野県内全体の3割近くを占め最多。県が推定する伊那谷一帯を含む南アルプス地域の推定生息数も01年度の1.6倍の3万300頭に上る。
(Kame)温暖化による冬の間の生存率の上昇やいろいろな事が考えられますが、今年は生物多様性年。05年、環境保護団体のコンサベーション・インターナショナル(CI)が選んだ生物多様性ホットスポットは34か所。もちろん日本も入っているが、その総面積は人間活動が盛んになる前の面積のわずか12%にすぎない。しかも34か所の総面積は地表のわずか2.3%だが、絶滅の危機にある哺乳類、鳥類、両生類の75%がここに生息している。
南北に長く緯度の割に豪雪地帯を持つ日本は多くの固有種を持ち、ホットスポットにも含まれているが、その貴重な自然が身近にあるというということを多くの日本人は知らないと、CIジャパンも嘆いている。是非今年の生物多様性年にこの事をアピールするべきだし、10月に名古屋市で開かれるCOP10は大いなる成果を導き出さなければいけないと思います。
この100年間の気温上昇は0.74度。大した数字でなさそうでとんでもないことだ。小さい氷河の縮小ペースは上がるばかりだし、海中では1度も海水温が上がるとサンゴの絶滅やエチゼンクラゲの大量発生等、普段目に見えない影響が大きい。WWFインドによると、ヒマラヤ北西部の過去100年の気温上昇は1.6度。場所により影響に差がある事と、毎年暖かくなるわけではなく、寒暖を繰り返しながらだんだん気温上昇しているのも人々の関心を集めにくい一因だ。
是非温暖化について関心を持ってください。予想をはるかに上回る事態になる可能性があります。
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