山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年2月25日木曜日

高気圧が強かった。(もう春か)

予測は見事にはずれました。思ったより高気圧が強く、しかも寒気も来ずまるで春です。
このまま冬は終わってしまうんでしょうか。
先日、22日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス(電子版)に発表された、海洋開発研究機構や東大などの研究チームの報告によると、世界的異常気象をもたらすエルニーニョ、ラニーニョの発生を、今までの8か月前までの予測から1年以上前から予測、しかも4月をまたいで翌春以降の予測を高精度で出来ることを突き止めた。
エルニーニョ、ラニーニョ現象は太平洋の海面水温における現象だが、数年前から着目されていて自分も興味のあったインド洋の海面水温の東側と西側における温度変化(ダイポールモード現象)を一緒に解析する事で、高精度でのエルニーニョ、ラニーニョの予測が可能になった。
異常気象という事は、最近浸透してきているが温暖化については日本にいてその現象を目の当たりにできない、本当に温暖化しているのかCo2も目に見えないし、氷河もない、しかもこの冬の多雪。実感できないというのが一番の問題かもしれません。
温暖化は予想をはるかに上回り、その影響も貧困、干ばつ、食糧危機、あるいは民族間抗争やテロ、戦争といったあらゆる要素に関係してくるのではないかと危惧しています。
まずは、地球温暖化が本当に深刻なんだという事を可視化することが重要だと思います。

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