山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2009年11月3日火曜日

銀世界です



今日の市内はもちろん雪はないものの、朝は寒かったです。
昼から戸隠にそば食べに行ってきました。             右はある蕎麦屋のそば畑からの戸隠連峰です。右端は五地蔵山、左端は八方睨みです。戸隠山の最高点は、八方睨みの2つ右です。
左は物見岩の近くからの善光寺平と根子岳・志賀方面です。右の市内の木々のあるところが善光寺です。物見岩の入り口として使われていた寺は今駐車禁止になっています。(1回500円ともなっていてよくわからない)


村の人に教えてもらった蕎麦屋の一つで遅い昼食。戸隠の蕎麦はボッチ盛りという一口ずつ盛りつけてあるのが特徴です。
さすが新そば。香りがいいです。
戸隠奥社への道はきちんと除雪してありました。
鏡池からの戸隠も人気のスポットです。今年は道路崩落の影響でシャトルバスが出て一般車通行禁止になりました。
下は鏡池からの戸隠連峰です。昼過ぎに出たのでもう夕暮れです。
その下の小川には、毎春クロサンショウウオが卵を産むのですが、昨シーズンはありませんでした。今シーズンはどうなるでしょうか。

最後に、帰宅途中に雲に隠れていた後立山が姿を現しました。左のとんがりは鹿島槍ガ岳、中央が五竜、右は唐松から不帰に向かってです。見にくいですが積雪が多いように見えます。善光寺から車で5分も走ると雪が積もっていました。標高があがれば当然雪も早いのですが、隣の信濃町や妙高では(特に妙高は積雪4,50cm)季節外れの大雪となり、さすがにまだスタッドレスに替えていないのでビックラしたようです。
標高の差はあるものの、横の距離で300km(車で3時間の距離)違うだけで、東京と妙高のようにかたや年に数回の雪の所から、普通に積雪が1,2m超える所と近距離の間での積雪深の違いという意味では地球上でもあまり例のない国、列島です。しかし日本にも温暖化は深刻で、シカとの闘いは今後の日本にとって深刻な物となるような気がします。今まで人によって追われてしまったといわれる中央アルプスや八ガ岳に変わり、今南アルプスでは鹿がライチョウを絶滅に追いやっていると言われています(猛禽類やオコジョなどではなく)。食物連鎖からはかけ離れています。ライチョウだけではなく、植生しかりです。しかも仙丈ヶ岳では標高の高い所の方がシカによる食害で斜面が侵食されているというという結果が昨日、信濃毎日新聞に発表されました。日本はどうなってしまうのでしょうか。ちなみに蝦夷鹿の肉は数時間かけて処理しましたが、いまいち血抜きがうまくいかずちょっと匂いの残る状態で今日急速冷凍しました。シカ肉はドイツに輸出するという手もあるので、どんどん捕まえちゃえばいいと思うのですが、いろんな要因があって駆除には困難がのしかかっています。(ハンターの高齢化など)
また、温暖化より先に食糧危機が深刻化するので、シカがいっぱいいればそれで生き残れるから現状を呑むべきという意見もあり、環境問題は難しいです。今世紀末における海水面上昇は1mクラスになるという発表もあるほどですから。

2009年11月2日月曜日

寒いです。

昨日の昼はポカポカの陽気の中、善光寺に七五三詣りに行ったのですが帰る頃には寒い雨に。
今日も昼から雨で、今夜は雪?かもしれません。
北アルプスでは明日小屋閉めの小屋もあり、何年か前の雪崩で下山中の小屋スタッフが巻き込まれた事故を思い出します。
すでに志賀高原などでは道路が閉鎖されているようです。


市内もすっかり紅葉していますが、市内に雪が積もるのは早くて12月。年を越えると普通になりますが。昨日の善光寺は夕方雨が降る前は七五三で賑わっていました。右の写真の本堂の左奥の山肌に見える岩場は物見岩と言います。謙信が信玄勢を見張った場所、今の善光寺の起原とも言われている所です。スクールでも戸隠に登る前に岩練などしました。県警レスキューも練習に来る所です。この写真の30分後にはどしゃ降りに・・。