山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年8月30日月曜日

写真家磯貝氏他遭難(’10.8.30信濃毎日新聞WEB版)

 北アルプスと中央アルプスで28、29日に遭難が4件発生し、1人が死亡、3人が軽傷を負った。

 北ア北穂高岳では29日午前7時35分ごろ、涸沢方面に下山していた安曇野市穂高有明のカメラマン磯貝猛さん(55)が浮き石でバランスを崩して約50メートル滑落。県警ヘリで松本市内の病院に運ばれたが、頭などを強く打っており、同8時55分、死亡が確認された。

 磯貝さんは名古屋市出身で、山岳写真家として作品を発表する傍ら、山岳ガイドとして山岳写真撮影ツアーを主催していた。松本署によると、磯貝さんは自身が企画したツアーで、ツアー客3人と25日から4泊5日の日程で入山していた。

 北穂高岳では同日午前7時ごろ、東京都世田谷区の無職男性(33)が下山中に足を滑らせて滑落し、右肩を負傷。午前10時ごろには、北ア燕岳の合戦尾根を下山中の東京都足立区の会社員女性(25)が足をねんざした。県警ヘリで男性は松本市内、女性は安曇野市内の病院に運ばれた。

 一方、28日午後2時ごろ、登山ツアー参加の名古屋市南区の女性(63)が中アの越百山から空木岳へ縦走中の下り坂で転倒、左足首ねんざなどのけがをした。28日は視界不良でヘリが飛べなかったため、29日午前、県警ヘリで木曽郡内の病院に運んだ。

今年は天候に恵まれ山に入る人も多く、遭難も多そうです。(かめ)

ストーンマジック

今日は9期の剱に向けての最終練習でした。
暑い中結構混んでいて、予想外でした。
お客さんから聞いたのですが写真家の磯貝さんが遭難したらしいというので、
義理の実家で新聞を見るも載っておらず、WEB版でようやく見つけました。

2010年8月29日日曜日

裏銀座(’10.8.10~16)

中旬は裏銀座に行っていました。折立から入り、太郎平・薬師岳・雲ノ平・水晶・野口五郎・烏帽子ときてブナ立てを下りました。
左は黒部川の奥部に建つ薬師沢小屋です。相変わらずすごい所に建っています。
2枚目は雲ノ平です。湿原地帯がずーっと続きます。木道を延々2時間以上歩く秘境です。
水晶から野口五郎に向かっている時に会ったトレイルランナーが3枚目の写真です。高瀬ダムのブナ立てを登り、水晶岳・もしくは赤牛岳まで1日で行くのが流行っているみたいです。
しかし、どんなに鍛えていても怪我などはする可能性があるわけで、ちょっと装備が不安です。
台風の悪天。そしてその後の日本海の前線に流れる高気圧のへりの暖湿流の影響で台風の後もずっと天候は悪く風が強かったです。
その為、台風の時よりその2日後の14日に多くの怪我人や遭難者が出ました。上の廊下でも一人が流されました。
野口五郎岳周辺も時折20m位の風が吹いていました。
ショートロープできる人数でなければ小屋待機の可能性が大でした。
ヘリの写真は烏帽子小屋で急病人をピックアップして行った時の物です。
最後にソール剝れを4人は見ました。しかもそのまま縦走して最後にはこんな状態に…。
皆さん気をつけましょう。

野尻湖

昨日の越前で暑くてしょうがなく泳ぎたくなったので、今日は午後からちょっと野尻湖に行ってきました。この夏は初めてでしたが、水位が低いのに驚きました。雨少ないんですね~。
家から4,50分だし、海みたいにべたべたしないのでとても良いゲレンデです。でもいまだに息子は泳げませんが。

大キレット(’10.8.17~21)

大キレットも天気はまあまあで無事通過できました。
上の動画は北穂~奥穂の間の涸沢槍と涸沢岳のコルにいたライチョウの親子です。
槍沢を詰めて途中から氷河公園に行きますが、天狗池は雪に覆われ逆さ槍はほんのちょびっとだけでした。
南岳の小屋を早朝出て、大キレットに下山開始です。
これから行くルートがばっちり見えていました。
核心部の長谷川ピーク~飛騨泣き~A沢のコルを通過したものの、今度は北穂へのガレの登りが待っています。
小屋に昼前に到着。雨が降ったりやんだりで、ここで泊る事に。
また次の早朝は奥穂に向けて朝焼けの中を出発。
上からとっているのが涸沢岳手前のライチョウのいたコルです。
そこから涸沢岳はあっという間でした。
奥穂の小屋もすぐ下です。
小屋に着いて不要な物をデポして、奥穂の山頂へ。こっちはすいていました。

最終日はザイテングラードから涸沢に下山。
徳沢でソフトを食べて帰りました。
3年越に天気に恵まれ行く事ができました。
ただ、一般の登山者も多くすれ違いなど厄介な所もありました。
韓国隊弾丸ツアーも多かったです。(とにかく早いし午後からでも雨でもドンドン行く)
でも皆さん足に豆が出来た位で、無事でよかったです。

2010年8月28日土曜日

蝶・常念(’10.8.22~25)

                     9期山行で上高地の徳沢から入り蝶・常念と各小屋に泊まるゆっくり山行だったので、昼過ぎには小屋入りしてのんびりできました。一番上は蝶槍ノ手前から見たパノラマ写真。先週行っていた大キレットもばっちり。常念を越える頃小屋の方はガスが出ていましたが、朝夕はばっちりでした。前常念に登り返し三俣に下りるのはやめて、一の沢に下山。標識もきちんとしているし、整備も十分されている道でした。一番下は情念からの下りで小屋の手前で砂浴びしていたライチョウの親子。

久々です。秋の気配だけど暑かった越前岳。

今日は愛鷹連峰の越前岳に12期山行で行ってきました。
奇しくも、自衛隊の公開演習と重なり御殿場駅はごちゃごちゃ。
山頂までもとにかく暑かったです。
しかし、山頂で海が見えたと思っていたら、富士山も見えてきました。
今日は富士山登り隊の方が登っているはずです。
確かに近くだと雄大ですね。
午後はガスが取れ良い(良すぎる?)天気の中下山しました。