山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年2月27日土曜日

地球環境映像

前に3月頭に行われる地球環境映像祭の事を書いたのですが、行けそうもないのでというか、代わりに短い映像をwebで見つけました。
今一番問題なのは地球温暖化は知っている。どうにかしないといけないのも知っている。
でも実際に自分達の目で見えてこない周りに危急的な現象が無いから、知っているだけで理解していないという事があるのかもしれません。
と言いつつ、夜まで電気をつけて起きている自分も本当の理解はしていないのかもしれません。
チーム・マイナス6%(今はチャレンジ25)の映像集の中から紹介します。
Short Shorts Film Festival & ASIA 2009 のストップ!温暖化部門出品作品です。映像の下部のリンクから、Short Shorts Film Festival に入れます。そこにもいくつかの映像があります。
30年以内には北極海の氷はほぼ消滅すると言われています。そして海面上昇が日本で起こったらどうなる?という映像と、同じく北極に近いグリーンランドの切実な問題をテーマにした2作品です。
LINE/ライン(約5分・1MB)
Silent Snow/溶けゆく雪(約13分・1MB)

2010年2月25日木曜日

不老山

22日山市場からではなく湯本平から古道を使って不老山に登ってきました。まずは湯本平の足柄茶の畑を越え、太郎小屋山を目指します。この日は人数も多かったので、初めに集落で地図にいろいろマーキングをして番号をふったりして解りやすくした上で登り始めました。
途中えびねが生えていたり、ミツマタのつぼみが少し開いている所もありました。
何箇所か地形図と実際の地形の説明をしながら登り、太郎小屋山を過ぎて身の丈以上の笹を漕いだりしながら一般道にたどり着きました。ここからは雪が踏み固められていて歩きにくかったですが、アイゼンを付けるほどではなかったです。
途中一人の単独行の方に会いましたが、それ以外は狸が前をのそのそ歩いていたくらいで、誰とも会いませんでした。
下りは林道経由で金時公園に出て帰路につきました。
途中で出会ったタヌキは道を先導するかのように前をちょろちょろ歩いていたのですが、動画でも分かりづらいかもしれません。
たぬき

曽我梅林と曽我山

21日曽我梅林を散策。梅干しの梅をとる木の花を楽しんできました。しだれの梅にもちゃんと実がなるそうで、しだれも多かったです。その後、曽我氏の足跡を辿ったりした後、六本松ではなく曽我山に向かいました。曽我の梅林は3か所の梅林からなり、無料のガイドウォークも実施されていましたが、曽我山方面に来る方はほとんどいませんでした。
大半が林道でしたが、早めの春を感じながら、団子にみかんに甘酒に舌鼓を打ちながら、のんびり歩いてきました。
これから桜の時期にかけて御殿場線周辺は花が見事です。梅と河津桜の後は、山北駅や谷峨駅の桜があとひと月ほどで咲きます。菜の花なんかも多いです。
ただし、スイカ・パスモなどは使えないので注意です。
20日は屏風岩山でした。
山頂まで読図をしながら登り、山頂からはアイゼンを付けて東尾根を下山しました。何箇所か引っ掛かりそうな迷い尾根があり、楽しめたと思います。
下山路途中にあるミツマタの群落では、まだつぼみが固く花はお預けです。後1カ月もたてばいいあんばいになるかもしれません。

環境学習リーダー研修会

先日、長野市の環境学習リーダー研修会に行ってきました。丸2日間の日程の中で環境教育の必要性などを学び、施設を見学したりしてきました。温暖化は目に見えない部分が多く、気温の上昇よりはるかに影響の大きい海水温の上昇や二酸化炭素による海水の酸性化等、訴えていかなければならない事が山積で、温暖化がどれほど深刻でもうすでに待ったなしの状態に入っている事をどうやって伝えるか考えさせられました。
これは山の環境の研修でも感じるのですが、一生懸命待機電力を減らすとか地道な努力を話したかと思えば、参加者が移動の際はエレベーターを平気で使ったり、バスのアイドリングストップもなかったりと、自分達で議論している事と、やっている事が多少ちぐはぐなのは感じます。かくいう自分も息子の迎えの関係で車で参加しました。
温暖化について考えている当事者でさえ、一度便利になった生活を変えるのは難しいです。いつもながらいろいろ考えさせられました。
そういえばこの時話が出た、電力会社が太陽光発電をせず、各家庭にそれを強いているのはどういう事かというのがありましたがこの度飯田市と中部電力が出力1千Kwの太陽光発電所を建設すると23日発表がありました。1万8千㎡で年間一般家庭300世帯分の発電を見込んでいます。
ただ土地費用とその効果を見た場合、太陽光発電は地上に置くのではなく、事業所の屋根や屋上といった使い方が理想なのは否めません。

高気圧が強かった。(もう春か)

予測は見事にはずれました。思ったより高気圧が強く、しかも寒気も来ずまるで春です。
このまま冬は終わってしまうんでしょうか。
先日、22日付の英科学誌ネイチャージオサイエンス(電子版)に発表された、海洋開発研究機構や東大などの研究チームの報告によると、世界的異常気象をもたらすエルニーニョ、ラニーニョの発生を、今までの8か月前までの予測から1年以上前から予測、しかも4月をまたいで翌春以降の予測を高精度で出来ることを突き止めた。
エルニーニョ、ラニーニョ現象は太平洋の海面水温における現象だが、数年前から着目されていて自分も興味のあったインド洋の海面水温の東側と西側における温度変化(ダイポールモード現象)を一緒に解析する事で、高精度でのエルニーニョ、ラニーニョの予測が可能になった。
異常気象という事は、最近浸透してきているが温暖化については日本にいてその現象を目の当たりにできない、本当に温暖化しているのかCo2も目に見えないし、氷河もない、しかもこの冬の多雪。実感できないというのが一番の問題かもしれません。
温暖化は予想をはるかに上回り、その影響も貧困、干ばつ、食糧危機、あるいは民族間抗争やテロ、戦争といったあらゆる要素に関係してくるのではないかと危惧しています。
まずは、地球温暖化が本当に深刻なんだという事を可視化することが重要だと思います。

2010年2月16日火曜日

今日は天気図記念日

1883年2月16日に日本初の天気図が作成されたことに由来。
是非天気図を見てください。
この後、高気圧が来る事は来ますが勢力が弱く全体的に冬型の気圧配置が続きます。
しかし、高気圧が来る事によって太平洋側が低気圧になり太平洋側もぐずつく模様です。
以前は春の終わりに太平洋側に低気圧が来た時に寒気が入ったりして、横浜で雪などの傾向がありましたが最近は、2月など本来冬まっさなかのはずの季節にありがちです。
最近は2月に太平洋側で雪の降る日が増え、逆に雪の降るべきスキー場で雨になる事が多いように思います。

2010年2月15日月曜日

アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭

今年は生物多様性年です。10月にはCOP10が名古屋市で開催されます。そんな中もし興味がおありで、ご都合のつく方に告知です。すべて見たいのですが仕事で無理そうです。ミツバチとサンゴの映像はぜひ見たいので再放映を望む所です。

以下転載==============================

アジアで初めての「環境」をテーマとした国際映像祭として、
1992年に始まった「アース・ビジョン 地球環境映像祭」

その第18回を今年3月5日(金)から7日(日)に開催いたします。
上映されるのは、26の国と地域から集まった233作品の中から選ばれた17作品
とアンコール上映の子どもアース・ビジョン大賞2作品。
監督によるトークセッションや交流の場もあります。
 ~~~~・。゜。○●。 ●○。゜。・~~~~
    アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭
EARTH VISION The 18th Tokyo Global Environmental Film Festival
    2010年3月5日(金)―7日(日)開催!
      @新宿区・四谷区民ホール
●。プログラム゜●
http://www.earth-vision.jp/14-03mainfestival09-j.htm
○。告知ビデオ゜○
http://www.youtube.com/EARTHVISION1992
 ~~~~。●○。゜。.・。゜。○● 。~~~~
        <>isn't
2010年
3月5日(金)14:00~20:10
3月6日(土)10:00~19:00
3月7日(日)10:00~19:00

◆会場◆
四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9階)
http://shinjuku-kuminhall.com/pc/pdf/yotsuya_map.pdf
◆交通のご案内◆
東京メトロ・丸ノ内線「新宿御苑前駅」大木戸門方向(2番)出口
新宿通りを四谷方向へ徒歩約5分

◆参加◆
協力費1日1,000円 高校生以下無料・事前予約不要
3日間通し協力費(カタログ付き)一般2,000円 学生1,500円 
◆問い合わせ先◆
アース・ビジョン組織委員会
TEL : 03-5802-0525(直通) 03-3813-9735(本部)
〒113-0033東京都文京区本郷3-43-16成田ビル3階(財)地球・人間環境フォーラム内
http://www.earth-vision.jp/
。゜。.・。゜。。゜。.・。゜。。゜。.・。゜。
アジアで初めての「環境」をテーマとした国際映像祭として、
1992年に始まった「アース・ビジョン 地球環境映像祭」
その第18回を今年3月5日(金)から7日(日)に開催いたします。
上映されるのは、26の国と地域から集まった233作品の中から選ばれた17作品
とアンコール上映の子どもアース・ビジョン大賞2作品。
監督によるトークセッションや交流の場もあります。
今回の映像祭の特長は、
今年10月、愛知・名古屋にて開催される
「生物多様性条約第10回締約国会議」(COP10)開催に向けて、
より選った「生物多様性」をテーマとした作品を多数上映すること。

3月6日(土)には、
オーストラリアのドキュメンタリー「ミツバチのブルース」上映後に、
「ミツバチがつなぐ銀座里山計画」と題して、
銀座ミツバチプロジェクト世話人の田中 淳夫さんの講演を開催、

3月7日(日)には、
今回初めて設けた「特別賞―生物多様性」を受賞した
台湾の「国境のない鳥」を上映し、制作者との質疑応答の場を設けます。
また、韓国、日本、フィリピン、ベルギーの子どもたちが作った
環境アニメーションを上映することも今回の特長です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★の作品には制作者によるあいさつがあります。
スケジュール、内容は変更することがあります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>●-------● 3月5日(金)●-------●<
14:00 水俣からの伝言―海と山と町の言葉★
(日本/2009/監督:園田 文彰/75分)
「山のもんと海のもんがつながれば、まちは、どげんかなる」
環境の破壊が何を引き起こすのかを知った水俣の人々はいま、
再生のために動き出、循環型社会のモデル都市を目指す。

15:50 おじいさんの古代米―雲南の小さな村から★
(中国/2008/監督:リン・ヅーヅァン/86分)
多国籍企業の種を使った農業がもはや主流となった中国の農村。
古代の赤米を有機農法で育てようとする試みが始まった。

18:00 ビューティフル アイランズ★
(日本/2009/監督:海南 友子/110分)
南太平洋のツバル、イタリアのベニス、アラスカのシシマレフ島。
気候も文化も異なる島で人々に育まれてきた、祭り、伝統工芸、水辺の暮らし。
気候変動に揺れる世界の美しい島のいま、を見つめる。

20:10 終了予定
>>●-------● 3月6日(土)●-------●<<
<<<<<<<<<<<<<<<<<<< 子どもプログラム >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
10:00 プレイバック2008-09
・動物が地球を救う(イギリス/2007/監督:レスター・モルデュー/9分)
・タイガの子(ドイツ/2006/監督:アンドレアス・フォークト/29分)

10:40 田んぼ―生きものは語る★
(日本/2008/監督:森田 久雄/21分)
田んぼから水路・水系へ、大空へ、そして、人間社会へ。
トリ・ムシ・サカナの視点から、田んぼの中の多様で豊かな生命の世界を描く。

11:15 川の光★
(日本/2009/監督:平川 哲生/75分)
都会の川べりにすむクマネズミの兄弟タータとチッチ、そしてお父さん。
川の工事ですみかを追われた3匹は、安住の地を求めて旅に出る。
小さなネズミの視点から、都会の自然と生命の営みを描く。

13:30 世界の子どもたちが作ったアニメーション
・切らないで!
(韓国/2008/監督:チョ・グァンヒと子どもたち/5分)

・海と命―うらしまたろう物語
(日本・ベルギー/2008/監督:セバスチャン・ゴダールと大阪の子どもたち/9分)

・マングローブ・サンゴ礁
(フィリピン/2007/監督:マリア・ロザリー・ゼルードとアース・キャンプ2007の子ど
もたち/3分)

・さよなら、ブーリー
(ベルギー/2008/監督:ルイーズ=マリー・コロン、シオナ・ヴィダコヴィックと24人の
子どもたち/5分)

14:00 エコファン―地球を冷やすとあったまる・便乗エコにご用心・働き過ぎは大損・
平和が一番エコ?・エコのいらない世界へ
(日本/2009/監督:内藤 まろ/9分)
滅亡まであと26日の世界。
サル科ヒトのモモちゃんは家に引きこもったまま、
「ちきゅう」にやさしくないくらしをしている。
2046年の未来から、ブリキのロボット、エコファンがくらしを救いにやってくる。

14:30 子どもアース・ビジョン大賞
    「映像詩 里山―森と人 響きあう命」★
(日本/2008/監督:菊池 哲理/49分)
滋賀県北部に広がる雑木林は、かつては薪や炭、
現在はシイタケ栽培に利用されている。
繰り返し伐採されたクヌギの老木・やまおやじが誘う美しく豊かな里山の世界。
<<<<<<<<<<<<<< 以上、子どもプログラム >>>>>>>>>>>>>>>>>
15:40 食卓と海 水産資源を活かし、守る★
(日本/2009/監督:鈴木 敏明/35分)
海の恵みは古くから食卓を支えてきた。
しかし今、水産資源は枯渇の危機にある。
わたしたちの食卓と海とのつながりを考える。

16:45 ミツバチのブルース
(オーストラリア/2009/監督:ステファン・ムーア/52分)
ミツバチは、ハチミツをもたらすばかりではなく、植物の受粉を担う。
その受粉なしでは、世界の食糧の1/3は減少するだろうとも言われている。
世界各地で起こっているミツバチの大量死を追う。

17:40 講演「ミツバチがつなぐ銀座里山計画」
田中 淳夫(銀座ミツバチプロジェクト 世話人)

19:00 終了予定
>>>●-------●3月7日(日)●-------●<<<
10:00 里山っ子たち★
(日本/2008/監督:原村 政樹/110分)
市街地に残る里山にある千葉・木更津の保育園。
自然の中で泥んこになって遊び、野生の木の実を味わい、
生きものたちと触れ合って、子どもたちは成長していく。

13:30 サンゴが消える日―造礁職人(コーラル・マン)金城浩二の挑戦★
(日本/2008/監督:三上 智恵/50分)
90%のサンゴが死滅した沖縄本島。
70~80%が白化現象に見舞われた日本最大のサンゴ礁、石西礁湖。
海にサンゴ礁を作る職人、金城浩二の大胆な計画が始まった。

14:50 特別賞―生物多様性
    「国境のない鳥」★
(台湾/2009/監督:ディーン・ジョンソン/52分)
アジアの湿地に生息するクロツラヘラサギは、
台湾から中国、韓国から北朝鮮へと渡る。
この絶滅の危機に瀕する鳥を守るため、国境を越えて、人々の協力が生まれていく。
東京国際映画祭 natural TIFF部門上映作品

16:20 表彰式

17:30 アース・ビジョン大賞
    「雨の物語―大台ケ原 日本一の大雨を撮る」★
(日本/2008/監督:内浦 崇/49分)
1年に5000ミリの雨が降る大台ケ原で、
ハイスピードカメラや気象観測用のジェット機など
最新技術を駆使して撮影された、神秘的な雨の姿。
雨が育む豊かな自然を瑞々しい映像で綴る。

19:00 終了予定/交流会
。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。

。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。。゜。
「アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭」運営体制

【主催】アース・ビジョン組織委員会(本部:財団法人地球・人間環境フォーラム/株式
会社NHKグローバルメディアサービス 財団法人キープ協会 株式会社グループ現代 
オーク・グループ 株式会社アーバン・コミュニケーションズ)

【共催】新宿区 NPO法人新宿環境活動ネット

【助成】芸術文化振興基金

【特別協賛】東京ガス株式会社

【協賛】小学館 清水建設株式会社 株式会社乃村工藝社 ソニーPCL株式会社 株式
会社東京印書館 株式会社エネルギーアドバンス 学校法人岩崎学園 株式会社アー
バン・コミュニケーションズ

【後援】環境省 文化庁 外務省 経済産業省 東京都 東京商工会議所 社団法人
日本青年会議所 日本放送協会 社団法人日本民間放送連盟 独立行政法人国際交流
基金 社団法人日本ガス協会

【協力】エコムーブ・インターナショナル(ドイツ) TVE(イギリス) TVEアジアパシ
フィック(スリランカ) 新都心新宿PR委員会 日本環境ジャーナリストの会 財団法
人日本レクリエーション協会 財団法人日本野鳥の会 財団法人日本自然保護協会 
財団法人世界自然保護基金ジャパン 社団法人日本環境教育フォーラム 財団法人日
本環境財団 全国青年環境連盟(エコ・リーグ) 社団法人日本イベント産業振興協会
 社団法人映像文化製作者連盟 社団法人全日本テレビ番組製作社連盟 社団法人全
日本シーエム放送連盟 社団法人日本アド・コンテンツ制作社連盟 社団法人日本映
画テレビ技術協会 社団法人日本映画製作者連盟 財団法人日本科学技術振興財団 
日本サウンドスケープ協会 環境テレビトラスト日本委員会 東京国際映画祭
================================================================
アース・ビジョン 地球環境映像祭とは?

1992年の地球サミットの年に
映像を通して地球環境について考えることを目的に
アジアで初めての国際環境映像祭として始まる。
以来、アジア・オセアニア・ポリネシアをはじめとする
世界の優れた環境映像と出会う場、
映像制作者と観客との対話、交流の場として、毎年、東京で開催。

2005年度からは、全世界を対象とした「子どものための環境映像部門」を開設し、
未来を担う子どもたちが楽しみつつ環境を考えるきっかけを作ることにも
力を入れている。これまでに応募された映像作品は、61の国と地域から2754作品。
================================================================
**━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━***
    アース・ビジョン 地球環境映像祭 ニュース
        2010年2月号(不定期発行)

   発行:アース・ビジョン組織委員会事務局
     〒113-0033 東京都文京区本郷3-43-16成田ビル3階
      (財)地球・人間環境フォーラム内
      TEL :03-5802-0525(事務局)03-3813-9735(本部)
      http://www.earth-vision.jp/
      *スタッフによるブログ、不定期更新中*
       http://d.hatena.ne.jp/EARTH-VISION/

栂池と黒姫で遭難騒ぎ(’10.2.14,15信濃毎日新聞)

栂池高原で宿泊した後、山スキーに行くと言って行方不明になっていた4人が糸魚川市の林道で無事発見された。道に迷い、雪洞を掘って一夜お明かしたという。天狗原から蓮華温泉に下るコースは兵馬ノ平付近の地形が複雑でホワイトアウトした時など、リングワンデリング(周回遭難?)に陥る可能性があるので注意が必要です。この4人がどのコースをとったかは不明です。
また黒姫山では、妙高市の国際自然環境アウトドア専門学校の生徒一人が、ビバーグ訓練で9日に入山。12日に下山予定だったが13日新潟長野県境の河川敷で発見された。
ここ数年2月は寒暖の差が激しく山でも雨になる事も普通で、かと言えば吹雪になったりと天候が読めないので注意が必要です。
寒暖の差が激しいため、雨だったり雪だったりして鉄道の架線が凍り、ここ数日電車の遅延が目立っています。雪だけ降っていればこんな事にはならないのですが。
ここ数年の長野の傾向は年末に寒波が来て1月は雪。2月は雪たまに雨。3月は雪。4月に季節外れの大雪という傾向があります。今までトップシーズンとされた2月は注意が必要だと思います。

飯田線にシカの脅威(’10.2.11信濃毎日新聞)生物多様性年

長野静岡県境を走る飯田線で列車とシカのぶつかる事故が本年度52件発生し、4年前の5倍以上になっていることが分かった。
長野県によると、08年ど下伊那地方事務所管内の日本鹿捕獲数は4147頭で長野県内全体の3割近くを占め最多。県が推定する伊那谷一帯を含む南アルプス地域の推定生息数も01年度の1.6倍の3万300頭に上る。
(Kame)温暖化による冬の間の生存率の上昇やいろいろな事が考えられますが、今年は生物多様性年。05年、環境保護団体のコンサベーション・インターナショナル(CI)が選んだ生物多様性ホットスポットは34か所。もちろん日本も入っているが、その総面積は人間活動が盛んになる前の面積のわずか12%にすぎない。しかも34か所の総面積は地表のわずか2.3%だが、絶滅の危機にある哺乳類、鳥類、両生類の75%がここに生息している
南北に長く緯度の割に豪雪地帯を持つ日本は多くの固有種を持ち、ホットスポットにも含まれているが、その貴重な自然が身近にあるというということを多くの日本人は知らないと、CIジャパンも嘆いている。是非今年の生物多様性年にこの事をアピールするべきだし、10月に名古屋市で開かれるCOP10は大いなる成果を導き出さなければいけないと思います。
この100年間の気温上昇は0.74度。大した数字でなさそうでとんでもないことだ。小さい氷河の縮小ペースは上がるばかりだし、海中では1度も海水温が上がるとサンゴの絶滅やエチゼンクラゲの大量発生等、普段目に見えない影響が大きい。WWFインドによると、ヒマラヤ北西部の過去100年の気温上昇は1.6度。場所により影響に差がある事と、毎年暖かくなるわけではなく、寒暖を繰り返しながらだんだん気温上昇しているのも人々の関心を集めにくい一因だ。
是非温暖化について関心を持ってください。予想をはるかに上回る事態になる可能性があります。

いいづなリゾートスキー場

日曜日に自宅から2番目に近いスキー場に行ってきました。天気が良く志賀高原から根子岳、浅間連峰、八ヶ岳まで望める幅の広いコースでした。実はこのスキー場に来るのは初めてです。
リフトの無料券があったので来たのですが、幅が広く緩やかなコースは初・中級者にとってはとても良い練習場だた思います。
2枚目の写真は、左の緩やかなのが根子岳でその右に真っ白な浅間山が見えるのですが写真だと分かりづらいかもしれません。
3枚目は飯綱山です。こちらは霊泉寺山側です。
このスキー場は自宅から30分あまりで行けて、1日券も2800円と安くていいなあと思いました。
長野市街はうっすらとしか積雪が無いのですが車で20分も行くと50cmくらいは積もっており、このスキー場も1m弱は積もっています。
雪が多いという印象の多い今年の冬だと思うのですが、それは山間部だけの話で信濃毎日新聞によると、実は1月は長野全域で例年より平均気温は高かったのです。意外でした。市街にいても寒いなあと思うのですが、確かにあったかい日は暖かいです。
最後に親バカですが息子のスキー姿の動画が下のリンクにあります。はじめいろいろ指導法に沿って飛行機が傾くよ~とかやったのですが全く言う事を聞かず、ただ後ろを滑らせているうちに滑るようになってきました。自分にもこんなチャレンジ心と吸収力が欲しい今日この頃です。
スキー1
スキー2

石老山

13日は相模湖駅に集合。すでに雪も降っており、帰りの交通機関も心配だったので、予定にあった相模湖嵐山はカットして、石老山のみに行きました。
まずバスでピクニックランド前まで移動して鼠坂を登ります。この日もコースタイムが厳しいので地図に番号を付けて説明しました。ただ、会報誌にあった湖を見ての読図は全くと言っていいほど湖が見えず撃沈です。展望台には5cm以上積もっていたと思います。
今回も読図より雪上歩行の訓練なのかという状況でした。途中に1万円を発見してやったーと思ったのですが、すごーく小さな1万円でした。そんなかんだで山頂に到着。いまだに雪はふっています。どうやら止む様子はない様です。
今回も霧氷の続きにエビのしっぽが付いていて、とてもきれいでした。やっぱり雪山はいいですね。
下山は道が多くの人で踏まれて硬くなり滑りやすかったので、途中からアイゼンを付けました。慣れればアイゼンなしでも下れるのですが、雪の上を歩いて慣れないとだめです。雪山に行かないからアイゼンはいらないのではなく雪山に行かないほど人アイゼンは必要なのです。
後半はいろんな奇岩が出てきてそれぞれ名前が付いていました。え~これが、というものもありましたが言ってるうちに寺まで下りました。ここでアイゼンを外し、残りの山道を慎重に下って市街地へ。
バスもちょうどよく来て皆さん解散しました。
石老山で雪山になるとは思いませんでしたが、雪の好きな自分にとっては楽しかったです。
そういえば帰りにふきのとうが出ていました。
後に書きますが、実は今年の長野は暖冬なのです。

高川山~むすび山

建国記念日は高川山。暖かった為か雪はすっかり消えていました。
その代り雪より手ごわい物が後で出てくるとはつゆ知らず…
発破作業の為か分りませんが、かなり前から道が地形図の場所とは変わっているみたいです。山頂付近は霧氷がきれいについていて、満開の花の様できれいでした。
尾根上は風があり、寒くて読図どころではなかったのですがあらかじめ地図に番号をふってもらっていたのでかいつまんで説明しながら進みました。
寒さより怖い物が出てきたのはほどなくしてで、とにかく滑るドロドロのスベスベのてんてこりんです。2か所ロープを張ってしのぎましたが、その後も滑る。よっぽどアイゼン付けようかと思うほどでした。
時間もぎりぎりだったのですが、天神峠からはそんなに難儀しないだろうという事で、予定通りむすび山へ。
滑りやすい所もありましたが、コースタイムで行けたので良かったです。ちゃんと読図もしましたよ。
大月に下山し、駅に行くとちょうどホリデー快速が止まっていて、旧式ですが特急車両。ラッキー。車両の半分くらい(ガラガラでした)を占拠して、帰り支度をする光景は非常に異様だったと思いますが、あまり乗ってないからいいか。これがいつもの車両だったらできないような光景でした。
読図だったのか、雨からあられに代わるなかの試練の山だったのか、泥滑りの山だったのかわかりませんが、とにかく盛りだくさんでした。

2010年2月14日日曜日

霧ヶ峰スノーシュー

週明けに霧ヶ峰でスノーシューで歩いてきました。
泊るのはペンションだけど昔の山小屋の雰囲気がぷんぷん残るロッジです。2日間の日程で初日は天気が良かったので展望のきく車山の山頂を目指しましたが、途中車山湿原の保護地区に阻まれ遠回りとなったのと、ラッセルがあったため車山の肩と車山乗越から浅間や北八・飯綱の展望を楽しみ下山。
おいしい料理を食べ、ワインで心地よく会食した後翌日もおいしい朝食、コーヒータイムの後でかけました。というより、霧雨だったので止むのを待っていたという方が正しいのかも。雨はおさまったのですが、風が強く、蝶蝶深山の山頂直下までいったものの、下山開始。でもリンカンに入る前に晴れ間が出て展望が開けたので、ティーブレイク。ちょっとのんびりしすぎたので、今日は天気駄目だろうと早く呼んでいたタクシーに急いで乗って諏訪で温泉に入って帰路につきました。
なだらかで今度はクロカンでも行ってみたいと思いました。

仏果山

7日に仏果山行ってきました。すっかり雪山で寒かったですが、読図の勉強も少しはできたのではないかと思っています。林道より上はアイゼンをつけての歩行となり、練習になったと思いますし、近場でこんな雪山が楽しめるのはやはり日本ならではないでしょうか。やはり雪はいいですね。四季のある国に生まれて良かったと思う日でした。

2010年2月1日月曜日

天気図

もし可能であれば、今すぐ天気図を見てください。
典型的な南岸低気圧の通過で、太平洋側で雪になる見込みです。
長野では上雪と言います。
しかし、能登半島付近に低気圧からの等圧線の膨らみ(低気圧)が発生して、北アルプスはその隠れ低気圧が通過する前は一旦晴れ間が来るかも知れませんがその後は大荒れになると思われます。
二つ玉低気圧というのは聞いた事があるかもしれません。その場合も2つ目の低気圧が通過する前に晴れ間が出るので注意が必要ですが、今回のような典型的な2つ玉でない場合も注意が必要です。特に隠れ低気圧が能登半島付近にできやすいので気を付けてください。
低気圧が東(太平洋側)にある場合能登半島付近の等圧線が膨らんでいる時は、隠れ低気圧がいる場合があります。今日の天気図はその隠れ低気圧が1012Hpaでも低気圧として表示されているので、わかりやすいと思います。

雪の黒斑山

週末は予報通りよい天気に恵まれラッキーでした。真中の白いのが浅間山、一番左のなだらかが黒斑山、左のくぼみが車坂峠です。
初日は車坂山の斜面で雪上訓練。夜は素敵な夜景と満月と食事。最高です。この日の満月は月の軌道に近く今年一番大きな満月だそうです。しかも1月に満月が2回。2月はゼロで、3月にも2回ととても珍しい事だそうです。
2日目も朝食を食べてから出発。順調にトーミの頭も通過し、山頂へ。浅間山も見事だし、八ヶ岳から中央アルプス遠くは北アルプス。妙高や飯縄山、草津白根・苗場、今度行く四阿山も見る事が出来ました。
下りは中コースを利用して、途中しりせーどを交えながら下りてきました。
ノーアイゼンでの上り下り、アイゼンワーク、そして遊びと満喫した良い山行でした。
5枚目の写真はサメの歯?。その周りにはまるで魚の骨のような芸術品も落ちていました。
下のリンクから動画も見られます。
しりせーど