山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年4月28日水曜日

佐々成正の北アルプス越えは飛騨ルート?(’10.4.28信濃毎日新聞)

大町市教育長で郷土史家の荒井さんが今度29日に開かれる市内のシンポジウムで提起する予定の戦国武将佐々成正の厳冬期の北アルプス越えは、積雪10m近い今までの定説であるザラ峠や針ノ木峠越えではなく、、焼岳の北から上高地、鍋冠山付近を経て大町ではなく小倉集落に出た可能性があるという説です。
確かに10m近い積雪の中、本当に越えられたのか諸説ありましたが、新ルートの可能性も出てきました。
しかし大町市はアルペンルートなど観光の目玉として佐々成正が通ったルートを乗り物で越えられるとしていて、同市の教育長だけに複雑な心境の様です。

本仁田山

 
 25日に本仁田山に行ってきました。鳩ノ巣駅から歩き始めますが、民家の脇を上がり青梅線のすぐ線路わきから上がります。
ポカポカムードの中、ヒトリシズカやミツバツツジが早くも咲き始めていました。
それにしても急登が続きます。それでも幾分風が冷たく助かりました。なんだかんだ言いながらも山頂に到着。
下山も急ですが慎重に下ります。これまた民家脇からワサビ畑を通って林道に降り立ちます。そこでストレッチや丹沢の宿泊山行についての話をした後、奥多摩駅まで歩き解散。
疲れた方もいるかと思いますが、良い経験になったと思います。


2010年4月24日土曜日

ニュージーランドは自然がいっぱい!?

よくNZは自然が一杯だし、きれいでいいよね~とか、あの大自然に行ってみたいという話を耳にします。
しかし、1年間NZにいた人間としては、人が住めるような地域は半分以上自然の姿は留めていません。この200年の間に西洋人がやって来て変えてしまった姿です。
西洋人が来る前は、当然牧場などはありませんでした。そこには、湿地や巨木が多く、いろいろな生物が暮らしていました。
ところが、西洋人が入植してからのこの200年は劇的な変化を遂げてしまったのです。
木々は倒され、湿地までもが牧草地化されました。何より大きいのは、捕鯨(灯り用の油をとるため)、巨木の伐採(カウリ等幹回りが20mを越すようないい材木が高値で売れました)、そして牧草地化。自分達が暮らしやすいように自然を変えたのです。さらにネズミなどの害獣駆除のため、ポッサムというタヌキとキツネのあいのこのような動物を導入しました。
NZは鳥にとって天国でした。それがポッサムによって、とんでもない戦場となってしまったのです。
ノアというダチョウの様な飛べない鳥で、足だけで2mあった鳥はこの短い時間の中で絶滅しました。また、ご存知キューイも絶滅にひんしています。
NZは決して自然あふれる国ではないのです。確かにきれいですが、それは本来の姿ではありません。この200年のうちに作られたものです。数年前、NZの首相はこの200年間で最大の環境破壊をしたのはNZニュージーランドだと発言しました。
日本とほぼ同じほどの面積ながら、横浜市の人口ほどしかいない国。政策もひとまずやってみて、ダメなら他の手を打とうという小回りもききます。その点は大きく日本より優れていると思います。
さらに言うと、日本と同じ島国であり数奇な進化を遂げた生物が多いのも日本と酷似していますが、その多くは絶滅しました。日本もそうです。
いちど温暖化だけではなく、自分たちの生きている土地のルーツや自然を良~く理解するのも良いかもしれません。
前にも書きましたが、隕石の衝突により、恐竜が絶滅した可能性が大きくなりましたが、種は生まれるとともに滅びる物でもあります。ヒトも絶滅するかもしれません。
そういった事を考えさせられる動画があったので、アップします。
シーシェパードやグリーンピースの活動には、何らかの裏があるように感じてなりません、自分としては支持できない団体であり、行動だと思います。アボリジニに対してどんな事をしたか、それをわきまえるべきです。日本も先住民族に対して、その暮らし方等に敬意を示し、教わるべきだとも思います。
クジラを捕るなという国に、過去の捕鯨基地はいくつあるのでしょうか。しかも油を捕るだけで、肉は食用にされていないケースもあります。ただ単に油を捕る為だけにクジラは死んでいったのです。
そんな国に捕鯨に対してとやかく言ってほしくはないのが自分の意見です。
絶滅にひんしているクジラは全部ではなく一部です。ひとまとめにクジラは絶滅が…というのもおかしい話です。長くなりましたが、配給元がどこだか調べてないのですが、どういう経緯でこの動画が流されているのも気にはなりますが、ひとまずアップします。
捕鯨
自分達は間違っていないのかもしれません。種は当然進化し滅びる物なのかもしれません。ただ、スピードが速すぎただけです。こういった事を長~い年月を得て今の地球があるのかもしれません。ちょっと考えすぎて頭の中がクルクルしてきたのでやめますが、一体あるべき自然・本来あるべき自然・壊していけないものというのは何なのか自分でもよくわからなくなってきました。
この動画ではオーストラリアが悪者になっていましたが、そうではないと思います。環境問題にかこつけて、いろいろな駆け引きがあると思います。
その駆け引きに使われてしまっていることが最大の問題であると思います。嘆かわしい事です。
ヒトを除いた生物たちは多分そういった駆け引きなしに一生懸命暮らしているだけだと思います。ヒトがとやかく言う立場ではないのではないかな~と思います。このまま、お前の国はあれを絶滅させたとか言いあっていて良いのでしょうか?

角落山

22日にはまゆう荘に前泊。ロープワークを行いました。
固定支点の通過
特に、プルージックやクレムハイスト、ショートロープ時の支点の通過がスムーズでないので練習しました。
上がその動画です。メインロープ(ガイドが張ったロープ)自体に支点がとってある場合の通過です。
阻止え、翌日は霧雨、積雪のため女坂往復としました。
林道はいたるところで崩落しており、通過するのが怖かったほどです。また女坂途中の2か所のトラバースもいやらしい所でした。
とか言っているうちに山頂へ。
展望もきかず写真を撮ったらすぐ?ではないですが下山。
往路を戻りました。
宿に戻り、風呂に入って、海軍カレー等(横須賀市の施設のようなので)を食べて帰りました。

2010年4月22日木曜日

本仁田山

昨日は本仁田山。鳩ノ巣駅下のトイレ前で、説明、体操後出発。民家の脇から入ります。はじめも沢から尾根への急な道・ゆっくりいきます。この日は前日と打って変わって暑すぎました。
途中、ヒトリシズカが咲いていたり、山桜もきれいでした。
ひたすら登りを登り切り、頂上で記念撮影。
そこからまた急な下りを慎重におります。この頃から日差しが無くなり、ちょっと肌寒くなってきました。
が、なんだかんだ言っているうちに安寺沢に下りていました。
天気も大丈夫そうなので、ここで次回からの小屋どまりについて説明、奥多摩駅手前の役場駐車場体操して、駅で解散。結局どなたも風呂にはいかなかったようです。さすがに奥多摩は遠いので…。

三つ峠

20日は富士山登り隊で、三つ峠に行ってきました。登山なのか田植えツアーなのかわからないような所もありましたが歩いてきました。
登山口で体操後、2班に分かれて出発。はじめはルンルン気分でしたが、後半はドロドロです。
それでも開運山と御巣鷹山に行ってきました。
風が吹くと寒いくらいの陽気でしたが、皆さん無事歩き通せました。ただ、バスまであと10分という所で雨が強く降りだしてしまい残念でした。

鹿島槍で女性滑落死(’10.4.20信濃毎日新聞)

19日午前10時頃鹿島槍ヶ岳の東尾根を下山中のパーティーから仲間が滑落したと110番通報。大町署が県警ヘリで、一の沢ノ頭から400mほど滑落した地点から収容したが、同日午後0時50分に死亡を確認。予定を断念し引き返す途中の事故だったという。

クール・アース・デイ

今年もクール・アース・デイの日が近づいてきました。
日頃の省エネを考えるいい機会でもあります。是非この日に限らずいろいろやってみてください。
以下転載
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【1】「CO2削減/ライトダウンキャンペーン2010」を実施します!

チャレンジャーである環境省では、2003年より地球温暖化防止のため、
ライトアップ施設や家庭の電気を消していただくよう呼びかける
「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」を実施しております。

本年度は地球温暖化防止のための新たな国民運動
「チャレンジ25キャンペーン」の一環として、6月20日(日)から
7月7日(水)までの間、ライトダウンキャンペーンを実施するとともに、
6月21日【夏至の日】と7月7日【七夕・(クールアース・デー)】の
両日の夜8時から10時までの2時間を特別実施日として設定し、
全国のライトアップ施設や各家庭のあかりの「ライトダウン」を
広く呼びかけていきます。

あかりを消して静かな夜を過ごしてみませんか?
是非皆さんご参加ください。


詳しくはこちら
<< http://www.challenge25.go.jp/activity/news/2010/04/100420a.html

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2010年4月19日月曜日

鷹ノ巣山

時期外れの雪の後の18日、奥多摩・鷹ノ巣山に登りました。里では桜がきれいなのに山は真っ白でした。
奥多摩駅は大混雑、東日原行のバスも2台がすし詰め状態。半数くらいの方が終点まで乗車。鷹ノ巣山に入った方も多かったです。稲村岩を眺めながら日原川に下り橋を渡って登り始めました。沢沿いを詰めていくとすぐに雪が出てきます。しかし日当たりのよい所にはスミレ、ハシリドコロが咲いていました。ヒトリシズカも葉が開いてないものの出始めていました。
しかし水分の多い湿雪により茎が折れたりしているものも多かったです。沢を離れて急登すると稲村岩尾根に出ます。この上は湿雪が踏まれてベチャベチャの雪の道が続きます。
標高が高くなると、雪質が変わったりもしますが基本的にベチャ雪でした。山頂付近は20~30cmくらいの積雪でした。
雪質の悪さに後半時間がかかり、山頂に15時着。
山頂からの眺めは最高でした。しかし時間も時間なので林道が近い浅間尾根を下る事にします。南斜面ですがあまり雪が融けていなかったです。
浅間神社付近ではミツバツツジの蕾が大きくなっていました。
奥集落は坂に張り付くように民家が点在し、南信濃の日本のチロルと言われる下栗の里に似たものがありました。
ここから林道ではなく、昔道を通って三沢の集落まで歩きます。そこからはひたすら舗装道歩き。嫌になる頃国道の峰谷橋バス停に出ました。そしてバスに乗り帰路へ。
かなりハードな山行になってしまいました。皆さんかなり疲れたと思います。お疲れ様でした。
石尾根はまた是非リベンジしましょう!

長野県警春山情報(’10.4.17信濃毎日新聞)

上高地で涸沢ヒュッテへの荷揚げや小屋の掘り下げが始まった16日、長野県警地域課は4~6月にかけての春山情報を発表した。
これによると各地の積雪は平年並みだが、登山道の残雪も多く慎重な行動を呼びかけている。
各地の積雪、3月下旬現在。
北ア・西穂高山荘付近3m 八方池山荘付近2m 中ア・ホテル千畳敷付近5m 八ヶ岳・赤岳鉱泉付近80cm。

浅間山 登山規制緩和(’10.4.17信濃毎日新聞)

小諸市は16日、浅間山登山道の点検を行い、17日朝5時、1年8カ月ぶりに登山規制を前掛山まで緩和すると決めた。噴火警戒レベルが2から1に15日引き下げられたことによる。
(kame)前掛山は浅間山の噴火口から約500mの地点にあり、風向きによっては毒性の含まれたガスが流れてくる事もあるので注意が必要です。

ライチョウ 冬は雄雌別居 雌の越冬場所確認(’10.4.16信濃毎日新聞)

ライチョウの雄は標高2500mほどの森林限界に群れて越冬する事が確認されていたが、最大の謎とされていた雌の越冬場所が、標高2000m近くの亜高山帯である事を信大教育学部の中村教授の調査で分かった。雌は適当に距離を置き群れてはいないという事です。
この別居行動について、雄は4月の縄張り争いが有利になるように、繁殖場所に近い所で越冬し危険を避けるため群れる一方、争いの少ない雌は安全な場所まで下りて越冬するので群れる必要が無いのではと推測している。

3月の世界気温 史上最高(’10.4.15信濃毎日新聞)

気象庁は14日、今年3月の世界気温(海水温含む)が速報値で平年を0.44℃上回り、統計開始の1891年以降3月の過去最高だったと発表した。特に海面の氷の減少が非常に問題視されているグリーンランドでは(アシアート)平均気温氷点下7.5℃、平年より7.5℃も上回った。

2010年4月18日日曜日

岩練・十二ヶ岳?

15,16日と十二ヶ岳の岩場で岩練をするはずでしたが、初日は雨の為、甲府南I.C.のそばのピラニアというクライミングジムで室内練習。ジムは14時からなのでそれまではブルーベリージャムの作り方の講習などをして?移動後練習。
河口湖そばの宿泊施設でミーティング。ジム内での皆様の様子のビデオ観賞会等行い、明日に備えたと思ったら、
朝起きたら白い!
周りが雪山に~・・。
というわけで2日目も室内練習。ジムが開くのは13時なので、まず富士山ビジターセンターで我が国誇る富士山のお勉強会?。
というか、多分雪による通行止めの影響だと思うのですが、ものすご~い人でした。ほとんど海外の方。というより、このセンターでは自分達が外国人?
桜にも雪が積もり、日本人もそうでない人も大はしゃぎでした。
そこから橋本駅に近いノーズというジムに移動して練習。
写真がまったくの観光ツアーになってしまっていますが…。
そして、帰宅する頃にはみぞれ交じり。
スタッフでのミーティングが終わるころには、みぞれから雪に変わってきました。
その後、帰路に着きましたが、高崎付近からかなり本格的な雪で横川から先は高速の除雪車が開放でいなくなったと思えばまたいるという事を繰り返し、ひたすら30km位で走っていました。しかも気温が低く、除雪しているにもかかわらず路面が凍ってでこぼこしている。4月中旬ではなかったです。
上田を越えて長野に入るとそんなでもなかったのですが、朝起きたら真っ白でした。
今週になってやっと桜が良い感じになったばかりなのに。
ひとまずまだ冬タイヤなので良かったです。
というわけで、岩練のレポートなのか観光なのかわからない投稿をお伝えしました。
しかし、ジムではかなりみっちり登りましたので、腕がパンパンな方も多かったようです。

丹沢・長尾尾根

14日の日に丹沢のヨモギ尾根を登る予定でしたが、私有地という事で断念して、その1つ北の長尾尾根から表尾根に登りあげました。
現地に向かう途中富士山は5合目ぐらいまでの積雪でしたが…。今はどうなっている事やら?
さて、最新の登山地図にもあったようにだいぶまきながら登ります。写真の合流地点も地形図とは違いますが、下の丸から上の丸まではどちらを見ても尾根沿い、鞍部を通っているので、えんやとここで尾根を直登する事にしたのがあとで思えば失敗でした。
結果的には上の丸へは相当北側を回り込んでトラバースして上がるのが登山道のようで、自分達は鹿柵の壊れた一切合財をまたいだり、崩落地のそばをロープを使って登るはめになってしまいました。ここで1時間ロスしてしまった。
お門違いですが、登山地図は毎年新しいのが出るが本当に実地調査をしているのだろうか?
上の丸の下で本来の登山道に出て、あとはブナやナラなど比較的明るい尾根で気に入りました。ヒルさえ気にしなければ昼寝も良いかもしれません。そんな感じのいい尾根です。
表尾根はさすがに眺めも良く、岩ありザレ場ありで良い練習になりました。鎖場や崩落地は真新しい木道や階段、桟橋が整備されていました。
さて、ほんでもって鳥尾山からの下山ですが尾根上は全く問題なく植林帯の仕事道を下りましたが、尾根から外れて下の水無沢に下りる所はひどかったです。溝ができてしまい、本来道であろうと頃は歩きづらいし、傾斜も急でなるべく石の出ていない方に山人らしき人の踏み跡を追いながら下山。
結局1時間の林道歩きも含めて、8時間半行動して標高差は約1000m。みなさん登りでペースアップした所もついて来ていただき、またあの急なガレの下りもこなしていますのでこの時期にあれだけ歩けていれば十分だと思います。
お疲れ様でした。

2010年4月13日火曜日

ソンクラーン(タイの旧正月)

タイでの痛ましい事件、非常に残念です。
また、これがソンクラーン中に起こったという事が信じられません。
10年ほど前になりますが、タイに在住する友人たちと合流して2週間ほど、チェンマイでソンクラーンの時期を楽しんだ事があります。タイはやはりタイ語でないと、地方では英語は通じないし、ぼられます。
そういった意味で、友人たちの協力は非常に有益でした。
その頃は、チェンマイ在住のカナダ人カップルとバンコクで働く日本人と合流し、その前の商店の家族一同でダットサンに乗り込み、チェンマイのお堀を回り、水かけを楽しみました。ある時は氷水を掛けられ、掛け返したり、お堀の水を汲んでいる人から水を貰ったり、運転をまかされたと思ったら、いきなりドアを開けられ運転席まで水をかけられたり、本当に素朴な祭りでした。きちんと神様の行進もありました。
バイクで友達を迎えに行くだけでびしょびしょです。当然カブに6人乗りなどもしました。
普通の住居だったため、もちろんトイレに紙はありません。水を使い手で洗うのです。でも一番清潔な事だと思うのですが、幾ら紙で拭いても…。
その後は、その家を拠点に乗合バスをチャーターして、観光に行ったりさんざん遊んだ記憶があります。
自分達だけで観光した事もありますが、タイ語の重要性を非常に感じました。
今回の事件でそんな遠い記憶がよみがえってきました。かなり長い正式な国名。タイ王国。
もう少し誇りを持ってもらいたいと思いますが、日本人が言えた立場ではないですね。
いろいろ考えさせられました。あの頃はいろんな国に行って、馬鹿ばっかりしていてある意味楽しかったし、いろいろな事を吸収しました。懐かしく、また友人の安否も気になります。

2010年4月12日月曜日

希少種はいま(’10.4信濃毎日新聞)

信濃毎日新聞でずーと連載されていた希少種のコーナーが終わるにあたり、その回想が何回かに分けて載っていました。
信州にもやはり希少種は多く絶滅してしたものもかあなりあります。
その原因を多角的に見てみると、ここ100年の人間生活の変化、里山の崩壊、湿地など今まで使われることなくどうしようもなかった場所への開発、シカの個体数の増加、そして地球温暖化の波といった物がいろいろ関わっていると思います。
先日温暖化に関する勉強会に行ってきましたが、2050年における今の数値目標は国民全員が本当に一丸となって真剣に行えば到達できない目標ではないという事です。
しかし問題なのは、電力源から出るCO2に対しての問題です。
今の国の施策は、火力発電所を原子力にする事によってかなりの排出を減らすことになっています。しかし、それでいいのでしょうか。日本の海岸沿いにはどこもかしこも原子力発電所ができてしまうかもしれません。この地震多発の国にです。しかも輸出する事を視野に入れています。
今まさに起こっている核のない世界への行動には反しています。
いくら平和利用という命題であったにしろ、途上国に核の技術が渡るという事は、あまり賢明ではないと思います。
また悲しいかな、2009年度の温室効果ガスの発生量の統計がもうすぐ出ると思いますが、景気低迷に伴いなんと京都議定書の目標を達成してしまう可能性が出てきました。
嬉しいのか悲しいのかわかりませんが、ただかなり裕福な生活に慣れてしまっているのではないかと思います。本気で取り組めばかなり変わってくると思うので、そういった活動もしていきたいと思います。
普通に生活していると分かりにくいですが、山や海に行っていると、温暖化の影響は確実に出ています。そういった物を伝えていいければいいなと思っています。

北高尾山稜

11日は北高尾です。30数人という大所帯だったので、3つの班に分け、ほぼ別行動という形で動きました。しかし予想していたより他の一般の方が少なく、追い越しやすれ違いがスムーズで良かったです。
途中ヤマブキやカタバミ、スミレといった花も多くなりいよいよ春ですね~。
この日は夕方から天気が崩れる予報だったので先を急ぎました。
いくつ物ピークを乗り越えるたびにちょっとした急登や下りが続きます。なかなかじわっとボディーブローのように疲れてくる山かも知れませんが、ずっと登りよりも、下りを交えた方が疲れが取れるという方もいました。
ほぼ予定通りのペースで歩けたので堂所山で写真を撮り、予定のコースを行きます。明王峠の茶屋も休日だったので営業していました。
ここからは、もう終盤ですがここで気を抜くわけにはいきません。最後まで捻挫などに気をつけて下山。
与瀬神社の下の桜が見事でした。
ちなみに長野の桜はやっと咲き始めました。
皆さん長丁場お疲れ様でした。
ここを歩き通せたという事はとても良い自信になったのではないかと思います。

今倉二十六夜山

土曜日は今倉二十六夜山でした。
都留の駅からのバスに乗った他の方数人もみんな、今倉山登山口でおりました。
自分達が登りだそうとしている時にツアーのバスもきましたが、山中ではほとんど人には会わなかったです。
やっと見つけました。
お客さんが見つけてくれたのですが、[カタツムリ]
多分3年ぶりくらいで山の中で見ました。ちょっと興奮です。しかもでかい。からの部分は直径7~8cmあったでしょうか。
二十六夜山でもあまり遠望はなかったですが、近場の三つ峠や御正体は良く見えました。御正体の北の沢筋にはまだ雪が残っています。
下山途中岩の間からこんこんとわき出る、仙人水でのどを潤し沢沿いから林道へと下山。
温泉に入って路線バスで帰りましたが、電車がいったばっかり、
もうちょっとお互いの時刻表をなんとかしてくれ~。接続が悪すぎです。しかしそば屋でみんなでそばを食べて帰りました。

2010年4月7日水曜日

DENSO YOUTH for EARTH Action ~新・地球人プロジェクト~

もしご子息などで興味のある方がいればと思い転載します。
通常このようなプログラムに参加するにあたってかなりの費用がかかる場合が多いのですが、この場合原則無料という事です。

……………………………………以下転載………………………………………
青少年育成グローバルプログラム
DENSO YOUTH for EARTH Action ~新・地球人プロジェクト~
参加学生募集!
http://www.denso-yea.com/
………………………………………………………………………………………
株式会社デンソーは社団法人日本環境教育フォーラムと協働し、
環境共生に高い意識を持ち、持続可能な社会づくりに向けて
積極的に取組む若者を育成する国際プログラム
『DENSO YOUTH for EARTH Action ~ 新・地球人プロジェクト~』を実施します。

第3回目となる2010年度は、ASEAN6カ国と日本の大学・大学院生を対象に、
各国3~5名程度(合計25名程度)を募集します。
参加者は、8月にタイで開催される事前研修、10月に富士山・琵琶湖・
愛知県で合宿形式の現場体験学習に参加し、環境との共生について学びます。
そこでの学びをもとに自分自身が取り組むアクションプラン(実行計画)を作り、
12月に愛知県で開催されるフォーラムでその内容を発表します。

アジアの仲間たちと一緒に考え・議論し、環境について学びを深める世界的にも
珍しいプログラムです。
ぜひ、奮ってご応募ください。

【期間・場所】 ※予定
●事前研修(タイ)  :2010年 8月 3日(火)-5日(木)
●現場体験学習(日本):2010年10月6日(水)-10月19日(土)(全14日間)
●フォーラム(愛知県):2010年12月10日(金)-12月11日(土)

【活動場所】富士山(静岡県富士宮市、芝川町)、
      琵琶湖(滋賀県大津市、長浜市、湖北町他)   
      愛知県(自動車産業見学、アクションプランの作成・発表)
【使用言語】英語
【費  用】無料(移動費・食費・宿泊費)
【募集資格】
・日本の大学に在籍する、大学生・大学院生(プログラム実施期間中に在学
 であること)
・英語での日常会話、議論参加が可能な方
・健康で体力に不安のない方(野外での体験学習が含まれるため)
・タイでの事前研修、日本での現場体験学習、フォーラムの全日程に参加できる方
【募集定員】3~5名程度 
(他にタイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポール
各国より3~5名、合計25名程度)

【募集期間】2010年4月1日(水)-5月31日(月)*書類当日必着

【応募方法】
所定の応募用紙、小論文をDENSO YOUTH for EARTH Action事務局へ
ご提出いただきます。詳細は下記ホームページをご覧ください。
http://www.denso-yea.com/  

【お問合せ先・お申込み先】
DENSO YOUTH for EARTH Action事務局
〒160-0022東京都新宿区新宿5-10-15ツインズ新宿ビル4階
社団法人日本環境教育フォーラム内
TEL. 03-3350-6770 FAX. 03-3350-7818
URL. http://www.denso-yea.com/
Email. denso-yea@jeef.or.jp(@を変換願います)
担当:田儀(たぎ)、塚原


__________ Information from ESET NOD32 Antivirus, version of virus signature
database 5006 (20100407) __________

The message was checked by ESET NOD32 Antivirus.

http://www.eset.com/

2010年4月6日火曜日

中央アルプス・宝剣岳で遭難(’10,3,31信濃毎日新聞)

宝剣岳に登ったまま行方不明になった神奈川県の男性が、30日山頂西側の斜面で見つかり駒ヶ根署などが収容したが、すでに凍死していた。現場は凍っており、傾斜は60度ほど。打ち込んだくいからぶら下がった状態だった。もう一人は同じく西側の沢筋約300m下で発見。死亡していた。

志賀高原でスキーヤー同志が衝突、死亡(’10.4.5信濃毎日新聞)

4日午後3時前「タンネの森オコジョスキー場」で、ともにスキーをしていた男性がぶつかったと119番通報があった。一人はドクターヘリで長野市内の病院に緊急搬送されたが、事故発生の約2時間後に死亡。もう一人も大けが。
(kame)このスキー場は名前通り森の中に細いコースが多く見通しが効きにくいが、緩斜面が多い。どれくらいのスピードで滑っていたのかも疑問だが、ここまで大きな事故になるほどスピードを出すのは難しいというより、至難の業だと思いますが原因・場所が分からないので何とも言えません。
初めの報道以来オフレコになっていますが、一人は当スキー場エリアで行われている大会(フェスティバル)関係者という事です。もし本当であれば、大きな事態になると思われます。

グレートバリアリーフ受難の危機(’10,4,6信濃毎日新聞)

昨日速報でも流れましたが、世界遺産に登録され最大級のサンゴ礁グレートバリアリーフ沖合で中国船籍の石炭運搬船が座礁。5日までに燃料の重油約3トンが流失した模様。積まれている重油は約1千トン。船は大きく破損しており、今後被害が拡大する可能性がある。
地元メディアによると、船は運航禁止水域をフルスピードで進み、3日浅瀬で座礁した。
当該船が通常の通行路から外れた理由などは調査中。

2010年4月5日月曜日

スノーモノービル(’10.3.29信濃毎日新聞)

木島平村の剣沢ダム近くの水路でスノーモービルを運転中に男性が転落死した事故に関して、周辺が立ち入り禁止区域だった事がわかった。
周辺に立ち入り禁止の標識があるものの、積雪時は埋もれて見えない。
また、立ち入りを禁止する法的根拠もなく今後の対応に課題を残す形となった。
(kame)蓮華温泉や妙高では、スノーモービルの走行が目立ち、絶滅危惧種であるライチョウや熊に対して少なならずとも脅威を与えているとして、摘発に乗り出しているが山中では長野県・走り出すベースは新潟県という縦割り行政に現場も手が出せない状態です。
こんな状況でいいのでしょうか?温暖化は国境など気にもせず襲ってきます。

2010年4月4日日曜日

長野にも春が来そうです。

今日は久々のオフで須坂市の臥竜公園に行ってきました。
桜の名所として知られ、シーズンには人でごった返すのですが、まだ咲いていない事もあり、桜まつり初日にしては混雑はさほどなかったですが、人は多かったです。
つぼみもだいぶ開いて来ていて、今日の長野は日差しもありポカポカムードで、あと1週間もすればだいぶ花が咲くかなといった所でした。
3枚目の写真はこぶしです。こちらは一足先に開き始めていました。
ボートに乗ったり、遊具で遊ぶ息子を眺めながらのんびりした一日でした。
池からは飯綱山が見えます。山頂付近は見た感じまだ例年通り2~3mくらい積雪がありそうです。
他にも黒姫や妙高、戸隠、高妻山等もうっすら見えます。
暖かく霞が出ていたので写真が分かりにくいかもしれません。
最後の写真は須坂動物園の入口です。地味な本当に小さい動物園ですが、昨年度も4年連続で20万人の来場者があったそうです。ちなみに昨年死亡したハッチの置き土産の5番目の子の名前はハッチからのバトンタッチにもかけて、「タッチ」に決まりました。
またおめでたいニュースとしてハッチの第6子がクララの体にいる事がわかりました。うちの家族は年間パスポートで通っていた須坂動物園ですので、今後益々のチャレンジに期待しています。
最後に、ある親子とおじいちゃんおばあちゃんがいたのですが、義理の親か自分の親かわかりませんが、子供に対して甘い事を言ったのをなじっていました。そして、子供にも「ふざけんじゃねー」とか若い人が使うようなもっと汚い言葉で怒鳴りつけていました。
子供は親とおじいちゃんおばあちゃんの違いを小さいながら理解していると思うので、孫の事を甘やかすのは別にかまわないと自分は思っています。その代り自分は違うよという態度でいれば、決して甘えた子になるとは思いません。
それよりおじいちゃんらの前でのあの言葉にはびっくりしました。
小学1年生のクラスが学級崩壊したり、人の話が聞けないのもなんとなくわかるような気がする、考えさせられる1日でもありました。