山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年4月12日月曜日

希少種はいま(’10.4信濃毎日新聞)

信濃毎日新聞でずーと連載されていた希少種のコーナーが終わるにあたり、その回想が何回かに分けて載っていました。
信州にもやはり希少種は多く絶滅してしたものもかあなりあります。
その原因を多角的に見てみると、ここ100年の人間生活の変化、里山の崩壊、湿地など今まで使われることなくどうしようもなかった場所への開発、シカの個体数の増加、そして地球温暖化の波といった物がいろいろ関わっていると思います。
先日温暖化に関する勉強会に行ってきましたが、2050年における今の数値目標は国民全員が本当に一丸となって真剣に行えば到達できない目標ではないという事です。
しかし問題なのは、電力源から出るCO2に対しての問題です。
今の国の施策は、火力発電所を原子力にする事によってかなりの排出を減らすことになっています。しかし、それでいいのでしょうか。日本の海岸沿いにはどこもかしこも原子力発電所ができてしまうかもしれません。この地震多発の国にです。しかも輸出する事を視野に入れています。
今まさに起こっている核のない世界への行動には反しています。
いくら平和利用という命題であったにしろ、途上国に核の技術が渡るという事は、あまり賢明ではないと思います。
また悲しいかな、2009年度の温室効果ガスの発生量の統計がもうすぐ出ると思いますが、景気低迷に伴いなんと京都議定書の目標を達成してしまう可能性が出てきました。
嬉しいのか悲しいのかわかりませんが、ただかなり裕福な生活に慣れてしまっているのではないかと思います。本気で取り組めばかなり変わってくると思うので、そういった活動もしていきたいと思います。
普通に生活していると分かりにくいですが、山や海に行っていると、温暖化の影響は確実に出ています。そういった物を伝えていいければいいなと思っています。

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