山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年8月29日日曜日

裏銀座(’10.8.10~16)

中旬は裏銀座に行っていました。折立から入り、太郎平・薬師岳・雲ノ平・水晶・野口五郎・烏帽子ときてブナ立てを下りました。
左は黒部川の奥部に建つ薬師沢小屋です。相変わらずすごい所に建っています。
2枚目は雲ノ平です。湿原地帯がずーっと続きます。木道を延々2時間以上歩く秘境です。
水晶から野口五郎に向かっている時に会ったトレイルランナーが3枚目の写真です。高瀬ダムのブナ立てを登り、水晶岳・もしくは赤牛岳まで1日で行くのが流行っているみたいです。
しかし、どんなに鍛えていても怪我などはする可能性があるわけで、ちょっと装備が不安です。
台風の悪天。そしてその後の日本海の前線に流れる高気圧のへりの暖湿流の影響で台風の後もずっと天候は悪く風が強かったです。
その為、台風の時よりその2日後の14日に多くの怪我人や遭難者が出ました。上の廊下でも一人が流されました。
野口五郎岳周辺も時折20m位の風が吹いていました。
ショートロープできる人数でなければ小屋待機の可能性が大でした。
ヘリの写真は烏帽子小屋で急病人をピックアップして行った時の物です。
最後にソール剝れを4人は見ました。しかもそのまま縦走して最後にはこんな状態に…。
皆さん気をつけましょう。

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