山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2011年3月26日土曜日

放射能

原子炉自体が破損しているかもしれないと、とうとう政府が言い出しました。
恐れていたことが起こっているのかもしれません。
再臨界が起こればチェルノブイリと同じになります。確実にレベル5ではなく6いや7に近いかもしれません。以下の記事はチェーンメールとなる可能性もあり載せるか迷っていましたが、こうなった以上載せたいと思います。
政府のメンツを守ることではなく、国民のための最善策を願って。
以下転載(21日付け)
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政府が発表していない原発に関する新たな情報をお知らせします。重要な点を下に記しておきまし

た。
 ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」1/3
 http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY

 水を撒いても焼け石に水
 電源がなくなって始まった事故だから真っ先に電源の確保をするべきだった
 日立と東芝の技術者たちを結集するしかない

 ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」2/3
 http://www.youtube.com/watch?v=wlVlmyyNxlw

 発表された数字……健康に被害はない……体内被曝をCTやX線と比較してはいけない
 直ちに健康に影響は出ない……癌は何年経っても出る可能性がある

 ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」3/3
 http://www.youtube.com/watch?v=rpcuM1v90XE

 地震学者石橋克彦氏の見解……チリ沖地震と連動
 近い内に駿河湾で起る直下型地震により浜岡原発事故の可能性
 原発を止めたら経済に打撃……火力と水力で間に合う

 3月16日ニューヨーク・タイムズによる福島第一原発周辺の汚染状況の記事
 The Evacuation Zones Around the Fukushima Daiichi Nuclear Plant
 http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html

 半径1.0マイル以内:1500rems =数週間以内に死亡する量
 半径2.0マイル以内:390rems =2ヶ月以内に死亡する可能性が懸念される量
 半径3.0マイル以内:180rems =口や喉から出血
 半径5.0マイル以内:75rems =吐き気、めまい、頭髪が抜ける

 放射能汚染を和らげるには海藻、味噌などが有効です。「300人の重傷被爆患者が29歳の秋月医師
の手にゆだねられた」とありますので、臨床医学としての証拠は十分にあるのではないかと思いま
す。

 被爆には塩、味噌、ワカメ!
 http://ameblo.jp/lohaslife-y/entry-10831750270.html

 被爆者の証言11 秋月辰一郎さん
 http://www2.nbc-nagasaki.co.jp/peace/voices/no11.php

 死の同心円
 http://www.e-bunken.com/shopdetail/010000000002/brandname/
 (私も今読んでいるところです)

 何はともあれ、これを機に、是非原発を無くす方向にしていただきたいものです。原発の燃料とし
て日本にウランを提供しているインドでも、現地の人たちはひどい放射能汚染で苦しんでいます。チ
ベットでもウラン鉱石の採掘、放射性廃棄物の投棄が行われています。

 ブッダの嘆き
 http://www.jca.apc.org/~hiroko/jadugoda/jadugoda-j.html

 今私たちにできることは、正しい情報を把握し、多くの人に伝えていくことでしょう。政府の言っ
ている内容には事実とのズレがありますが、それを見抜くためには原発に関する知識を身に付けるこ
とが必要です。それがまた復興への近道だと思います。ただし、復興とは原発を止めて自然エネル
ギーに切り替えていくことを前提に考えていかなければならないと思います。

 原子力の時代は終わった 広瀬隆・藤田祐幸著
 http://nuclearpowerplant.web.fc2.com/products_4876720851.html

 東海臨海事故の徹底検証から話を進めていますが、チェルノブイリの避難方法(これだけは素晴し
かったと藤田氏は言う)、原発被爆労働の実態を数値で、原発誘致をしても衰退した宮城県女川町の
例がグラフで記される等々、全体としては原発がどれほど危険な存在であるかを詳しく記してありま
す。

 東京原発
 http://www.discas.net/netdvd/dvd/goodsDetail.do?pT=0&titleID=0081935008

 この映画はフィクションではありますが、今の日本の状況を正確に把握しており、原発を知るため
のバイブル的な存在でもあり、原発がなくても電気は足りることをしっかりと示しています。主演は
役所広司で他にも有名な役者が揃っています。

以下転載(22日付)元技術者というのが少し気になりますが
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 原発を廃止し、自然エネルギーに移行していくために最も重要なのは世論です。科学者がいくら頑

張っても、エネルギー政策予算(エネルギー対策特別会計)内の95%が原発関連へ流されている限
り、支出がかかる研究には力を注ぐことができません。しかし世論を動かすには科学者の意見も重要
ですし、私たちインタープリターが自然の苦しみ、悲しみ、嘆きとして、正しい情報を伝えていくこ
とも重要だと思います。

 以下に私が収集した情報を提供させていただきます。まずは最悪の事態を考えて、チェルノブイリ
原発事故同様コンクリートで固めてしまう「石棺」も視野に入れていかなければならないでしょう。
しかしその方式でもコンクリートの劣化による放射能漏れや、最悪の場合は再臨界が起ることも考え
られます。

 福島原発「石棺」で封じ込めも=チェルノブイリに倣う-専門家
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011031701055

 東日本巨大地震:福島原発「石棺方式」に初めて言及
 http://www.chosunonline.com/news/20110319000017

 老朽化進む原発「石棺」 チェルノブイリ
 http://www.47news.jp/CN/200307/CN2003073001000282.html

 次に原子力資料情報室の記者会見の映像を紹介します。この映像は3月22日正午で視聴数117,000
人近くに上っています。この内容が非常に重要だと考えられている証拠だと思います。

 原子力資料情報室 記者会見
 http://www.ustream.tv/recorded/13269582?lang=ja_JP

 以下に内容の要約を記しておきます。

■上沢千尋(原子力資料情報室研究員)
 3月12日時点で1時間あたり1ミリシーベルトの放射線が確認されている。これは一般人の被曝許
容量の1万倍近くになる(現在は更に高くなっている)。ICRP(国際放射線防護委員会)が勧告した
数値として、一般に受ける放射線量は年間1ミリシーベルト以内となっているが、1万人が年間1ミ
リシーベルトを浴びると500人から1000人が将来癌になる可能性があると言われている。
■後藤政志(元東芝原子炉格納容器設計者)
 事故の原因は、2つあった非常用ディーゼル発電機が起動しなかったため冷却できなくなったこと
にある。この時点で原子力プラントとして破綻している。放射能漏れの状況から見て炉心溶融が起っ
ていると思われる。格納容器は約30mmの鉄板製で170℃、4.35気圧まで耐えられるように設計されて
いるが、今回の事故でその2倍近くまで上がってきている。更に冷やすために海水を注入しているの
で水圧がプラスされる。40mの高さまで入れれば4気圧増えることになる。圧力や温度があがり過ぎ
ると格納容器が破損する恐れがある。格納容器の中の状態がどういう状態になっているのか明らかに
されていない。その理由として考えられるのは、1つは分からないため。なぜ分からないかと言う
と、このような事故は起らないことを想定してつくっているからシビアアクシデント(過酷事故)に
応じられるセンサーを付けていない。もう1つは隠している。今の状態をどう把握するかというのが
非常に重要であり、炉心がちゃんと冷やせるか、その後格納容器が壊れないか、そのことが安全の確
保の1番のポイントである。現在の放射線濃度から炉心溶融している可能性は高い。炉心溶融してい
るところに水を入れれば水蒸気爆発を起す可能性があるが、他にやりようがないのでそのような措置
をしている。設計の許容範囲をとっくに越えている。昔はシビアアクシデントは起り得ないと言われ
ていたが、スリーマイル、チェルノブイリ原発事故により炉心溶融、格納容器の破損もあり得ると言
われるようになった。原発は厳密に定義して設計してきたが、その条件が2倍以上なるのは異常中の
異常である。力の設定を誤っている。現在も繰り返し余震があることで疲労が蓄積され壊れる可能性
が高まってきている。

■田中三彦(元日立原子炉製造技術者)
 原発の自動停止は安全圏に入ったということではない。制御棒を挿入して連鎖反応を止めているに
過ぎない。NHKは原発運転について何も分かっていない東京大学の関村直人教授にコメントを求め、
パニックを起さないことばかりに気を使い、核心には全く触れていない。考えられることは、1つは
地震により給水配管か主蒸気配管が破断したために格納容器に水蒸気が入った。これをロカ=LOCA
(Loss Of Coolant Accident=冷却材喪失事故)という。冷却材が下がり燃料棒が顔を出す最も深刻
な原発事故である。制御棒が入ってウランの核分裂が治まってもヨウ素、セシウム、クリプトン等の
核分裂生成物が発生し、それらが崩壊していく時に崩壊熱が発生してどんどん温度、圧力が上がり、
設計圧力(87.5気圧位)を越えると格納容器が壊れる可能性がある。そのためにポンプで冷水を入れ
て冷やすのだが、それが出来なくなってきている。もう1つは主蒸気ラインにある逃し安全弁から蒸
気が噴いて圧力容器から格納容器に充満した可能性がある。これはスリーマイル原発事故と同様であ
る。安全弁から蒸気が噴きっぱなしになると水位が下がり燃料棒が顔を出す。いずれにしても、どう
して格納容器の圧力が上がったかは非常に重要であるが、全く明らかにされていない。

■海渡雄一(浜岡原発訴訟弁護団/弁護士)
 1号機については全く冷却できなくなっている可能性が高い。海水で浸しているが安全が保障され
ている措置ではない。念のために退避しているというのはまやかしで、絶対に退避しなければいけな
い状態になっている。パニックを起させないためにああいう言い方をしているのだ思うが、この非常
時の中では真実を語るべきであり、我々は手段を失っていて最後のかけに出ようとしていることを国
民に説明し、秩序正しく退避をするべきである。

■只野靖(浜岡原発訴訟弁護団/弁護士)
 地震国日本の原発はどこでも同じような事故が起る可能性があることが実証された。この事態を受
けて全ての原発を今すぐ止めてほしい。
■河合弘之(浜岡原発訴訟弁護団団長/弁護士)
 最低限浜岡原発は止めなければならない。浜岡原発は最も高い確率で、最も大きい地震が近日中に
起る確率が地震学者によって想定されている。浜岡原発は震源の真上になる可能性もある。風は浜岡
原発がある御前崎から東京方面に向けて吹く可能性が高い。

 以上です。他に役立ちそうな情報として以下のサイトを紹介します。

 上関原発情報まとめサイト
 http://kaminoseki.jimdo.com/

 特に「できることリスト」にはとても重要なことが記されています。

 核施設はいらない島民の会
 http://www1.ocn.ne.jp/~yakuisl/

 1999年はじめに使用済み核燃料の貯蔵施設を種子島に誘致する話が浮上したことにより結成された
会のサイト。私が管理運営していますが、忙しいため殆ど更新できず内容が乏しくてすみません。

 他にもたくさんありますが、まだ整理できていないので取り急ぎ送らせていただきます。

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