山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年6月14日月曜日

8~9日 12期金峰山

12期の金峰山です。
初日は天気が怪しいので予定の岩場には行かずに、近くの施設の中をお借りして細かい足場への立ちこみや体重移動、足場の目視などを学びました。
2時間位で雨が降り出したので室内へ場所を移し、スリングやカラビナの扱いの再確認と読図を兼ねて明日のルートの確認をしました。
美味しい夕食を食べ、明日の早出に備えます。
2日目はまずバスで廻り目平のキャンプ場まで行き、歩きだします。
小一時間歩くと林道も終わり、山道になります。
途中中間地点で、うっすらと瑞牆山が見えましたが、金峰山小屋までは花の少ない単調な道が続きます。例年だともっと咲いているのですが。
カタバミとオーレン位しかなかったです。
小屋で休んだ後は山頂を目指しますが、小屋での休憩は寒かったです。早速バラクラバを被る方もいるほどでした。
その上は風も納まり事なきを得ましたが、森林限界を12期としては初めて越えます。はいまつと岩の世界です。
コメツガザクラ、ミネズオウ、キバナシャクナゲが咲いていました。
珍しかったのは、ガンコウランやコケモモの実があった事です。とても今年の物とは思えないので、去年の物が冷凍保存されていたのでしょうか。写真はガンコウランの実です。
この日は誰もいなかったので始めて山頂で記念写真を撮りました。いつもなら山頂は狭いので、五丈岩の前で取るのが通例なのですが。地元の人が昔から崇めていた金峰、瑞垣、朝日の山の中でひときわ信仰の対象になりそうな岩の下で休んだ後、今日最大の難所に向かいます。しかし山頂から砂払いの頭までの岩場も最近は整備され、だんだん難しくなくなっているのが練習には惜しいです。
千代の吹きあげで右からガスが上がっている写真の下は2年前から梯子がかかってしまった岩場です。ここも良い練習場所だったのですが。
あとは大日岩を仰ぎ、その下の岩場ともう一か所岩場を下りれば大日小屋です。このキャンプ場の上からは八丁平へ向けて、瑞垣山への短縮路があります。入口さえ見落とさなければ迷わないという事でした。どうしても一日で金峰、瑞垣両山に行きたい方は便利です。
その後はシャクナゲの中を富士見平まで下りて、瑞垣山荘へ。
途中金峰里宮に寄りました。
金峰、瑞垣、朝日の山を崇め、祀る為吉野金峰山から分祀したというような事が書いてありました。
最後の沢沿いにはクリンソウがきれいに咲いていました。

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