山の事はぼちぼち、家族の状況などのよもやま話です。
長野ならではの情報発信や第2の故郷?(カメだけに)の海や地球の環境の事も
書いていければいいなあと思います。

2010年3月24日水曜日

携帯トイレの勧め

リンクにも追加したNPO法人緑の市民の活動の一環として、すでに飯綱山には携帯トイレ用のブース(トイレ)が設置されています。
また、今後戸隠の非常に不衛生だった一不動避難小屋や白馬大雪渓のお花畑下の避難小屋にもブースができる予定です。
戸隠の一不動は戸隠山と高妻山を両方いっぺんに登る場合や乙妻山に登る場合に常習的に利用されており、避難小屋の不適正使用として問題になっています。
また白馬大雪渓では小雪渓上部のお花畑下に再建された避難小屋にトイレブースができます。
この避難小屋周辺は大雪渓ルートの落石など危ない環境の中、ゆっくり休める場所として不可欠な場所でしたが、いつからか避難小屋のトイレが使えなくなり、いけない事ですがグリーンパトロールの張ったロープを越えた岩の裏で用を足さざるを得ない場所でした。正直この場所以外大雪渓ルートで用足しできる所はありません。その小屋が崩壊して再建され、携帯トイレブースとして活用されることは非常に意義ある事だと思います。
また南アルプスは今年度、世界自然遺産への登録を目指しており携帯トイレについても登録には必要という声も出ています。ちなみに富士山はバイオトイレなどが普及し始めましたが、携帯トイレのブースについては自治体の支持が得られず頓挫している状態という事です。
塩見小屋に行かれた方は分かると思いますが、携帯トイレブースは匂いもせず、衛生的で非常に有効な手段だと思います。今後普及が進むことを望みますし、協力させていただければと思っています。
NPO法人緑の市民

0 件のコメント: